« あそこを握る.......一体何の検査なのだ | トップページ | ハリケーン "DEAN"  »

2007年8月12日 (日)

日傘をさす女

そもそも先週は夏休みを取るつもりだったのだが前半にNYに出張になってしまったので3日だけの休みになってしまった。

出張先から少し足を伸ばして首都ワシントンDCへ、AMTRACのチケットもネットで予約して悠々.......のはずだったのに、ニュージャージー、NY一帯を襲った豪雨のせいで移動当日はNY市内の地下鉄がストップするという事態。当然のごとく朝から路上に人が溢れ、ホテルの前でいくら待とうがタクシーなど来ない.........

ようやく定刻30分遅れでPenn Stationについてみると列車も大幅に遅れていて大混乱。
ということで僅かばかりの休暇すら安息を与えられない運気を恨みつつ、何とか首都にたどり着いた。
と、そこは猛暑(翌日のニュースでも史上最高気温と報道された102度)!
神の与える試練はエグい。

ともあれ、よくテレビで見ていた(ワシントンの手嶋特派員.......古いか?)国会議事堂を拝むこともでき、足早にナショナルギャラリー、スミソニアン等を回ってきた。

Dsc02384

当初の目的の一つであったフェルメールの「秤を持つ女」も観賞。やはり実物を見るのはいい。

と、モネの「日傘をさす女」も発見、これも前から(赤瀬川原平氏の本を読んでから)見たいと思っていたので、デジカメに収めてみた。
Dsc02388

ところが帰宅してから本を見ると、絵の構図や雰囲気は紛れもなくモネのものなのに、本に載っている「日傘をささす女」とは違うものだった。そういえば本に載っている絵はパリのオルセーにあるはず。
Monet_1886

調べてみるとオルセーにあるのは1875年作、ワシントンのナショナルギャラリーにあるのは1886年の、いずれもモネの「日傘をさす女」だということがわかった。こーゆーことが瞬時に調べられるとは、つくづく便利な世の中になったものだ......とついご隠居のように感動して休暇はおしまい。

今日のBGM: "Hand to Mouth"(George Michael)

|

« あそこを握る.......一体何の検査なのだ | トップページ | ハリケーン "DEAN"  »

コメント

フェルメールの光と影の表現は素晴らしいですねぇ。
(月並みなコメントですが(苦笑)。)

モネの2枚の「日傘」、季節が違うんですかね?

しかし、前回のコラム繋がりで、George Michaelですか(笑)?

投稿: ムシュろべ | 2007年8月13日 (月) 12時15分

休暇の過ごし方は・・・アクティブに過ごすと
「あぁ、寝ればよかった」と思うし、何もしなければ
「どこかに行きたかった・・・」と思いませんか?
私はそうなんです。
と言っても、今年の夏は演奏会やミュージカル後は
家の事をやって終わる毎日。
もうすぐ大学だし・・・映画でも行こうかな。

投稿: daby | 2007年8月14日 (火) 10時27分

ろへ。さん、
するどい指摘ですな(笑)
同じく赤瀬川氏の本からの受け売りながら、フェルメールの絵が光と陰も含めてうまいなと感じるのは、人間の眼で見たままに描かれているかららしい。というと他にも精密画は掃いて捨てるほどあるわけだが、普通の精密画は画面全体にピントが合っているらしい。もちろん絵を描くときに、あちこち眼を動かしながら描く対象にピントを合わせるのだあから、結果的に全部にピントが合う絵が描けるのは当然。但し、普通人間が一瞬何かを見るときは中心にピントが合っていても周囲はぼやけて見えているのが実態。で、フェルメールの絵は精密に見えてピンぼけの所があり、まるで人間の眼で一瞬見えている画像と近いのだとか。なるほど、そう言われると自然に見たままだ。今ではカメラがあるから、写真を見ればそういう絵は描けるらしいが、自分の目であちこち見ながら描く時代に、ピンぼけにする技はすごい。

dabyさん。
確かに人間、無い物ねだりのnatureがありますよね。
猛暑の中、接待ゴルフという半強制的なアクティブ休日なんかだと決定的に家にいたい指数が高まります。

投稿: Robin。 | 2007年8月14日 (火) 22時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26854/16095683

この記事へのトラックバック一覧です: 日傘をさす女:

« あそこを握る.......一体何の検査なのだ | トップページ | ハリケーン "DEAN"  »